鹿児島市交通局の市電のあゆみ

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  鹿児島市電は、大正元年12月に鹿児島市で初めて運行を開始しました。

 

  始めて路面電車を走らせたのは、民間会社の鹿児島電気軌道株式会社でした。

 

  当時の路線は、武之橋〜谷山の6区間でした。

 

  
  鹿児島市が昭和3年に買収して、電気局を設置しました。

 

  これが鹿児島市交通局 「市電」の始まりです。

 

 

  昭和20年には、鹿児島大空襲で車両の大半を失いました。

 

  甚大な被害を受けましたが、やがて営業を再開いたします。

 

 

  戦後は、身近な市民の足として鹿児島市の復興を支えました。
 
  また高度経済成長の時代には車両も増え、線路も増えていきました。
  
  その後、自家用自動車の普及に伴い乗客が減少して、1部の路線を廃止しました。
 
  このように市電も時代と共に変化してきました。

 

 

  
  現在は、線路上に張り巡らせた電線をセンターポールの一箇所に集めたり、

 

  軌道敷内に芝生を貼った緑化などで、観光鹿児島にふさわしいものになりました。

 

  また、電車の車両も超低床電車「ユートラム」や観光レトロ電車「かごでん」

 

  市民発案のラッピング電車「でんでん」などユニークなものも増えております。

 

  鹿児島市電は、これからも市民に愛される路面電車として走り続けることでしょう。

 

 

 

 

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