終点の谷山駅は、本土最南端の電停です。
鹿児島市交通局の路面電車の路線は、第一系統と第二系統に分かれています。第一系統は鹿児島駅から谷山駅までです。谷山駅は第一系統路線の終点駅になるのです。
谷山電停駅は新しいけど古い駅なのです。
谷山電停は、以前の駅から新しく生まれ変わりました。小さいけど駅舎があるのです。駅舎があるのは、始発駅の鹿児島電停駅と谷山電停駅だけなのですよ。
最近、建て替えられた駅舎の中には、出発町の路面電車が待機しています。止まっているのでゆっくりと写真を撮ることができましたよ。
谷山電停駅は屋根のある駅舎です。
大正元年に鹿児島の路面電車が初めて運行を開始したのは、ここ谷山駅と武之橋駅の間なのです。当時は多くの方が集まってお祝いをしたそうです。
そんな昔からの古い谷山駅ですが、駅舎は新しくなりましたので、谷山電停駅は、古くて新しい駅なのです。
古くて新しい、そしてかわいい駅舎です。
谷山電停駅は本土最南端の電停なのです。
谷山電停駅の特徴をあげると、それは、本土最南端の電停の駅ということです。駅の入口には、ちゃんと「本土最南端の電停」の碑が建っています。
鹿児島は本土最南端に位置する県ですので、最南端の○○がいくつかあります。それでもここが本土で一番、南にある電停ですから自慢できますよ。
本土で一番、南にある路面電車の駅です。
もう一つ自慢できるものがありますよ。
谷山電停の周辺の情報なのですが、自慢できる飲食店があります。それは、谷山電停駅から歩いて2〜3分のところにあるラーメン屋さんです。
名前は「海の屋(かいのや)」さんです。谷山で創業47年の老舗のラーメン屋なのです。ラーメンは醤油味の昔ながらの味で、普通の庶民的な店です。
実は、この「海の屋」さんは、知る人ぞ知るラーメンさんなのです。それは鹿児島が生んだ大物歌手がやってくる店として有名なのです。
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長淵剛が良く来る鹿児島ラーメンの店なのです。
その大物歌手とは、長淵剛です。
鹿児島出身の長淵剛は、「海の屋」さんの近くにある県立南高校に通っていました。高校生の長淵剛はここのラーメンを良く食べに来ていたそうです。
長淵剛はその後、大物歌手となった今でも、鹿児島でイベントがあるたびに「海の屋」さんに 顔を出すそうです。
長淵剛の写真とポスターが貼ってあります。
海の屋さんのご主人は、おんとしなんと81歳でした。
私も海の屋さんでラーメンを食べてきました。店内には、壁に長淵剛と御主人が一緒に撮った写真やコンサートのポスターが貼ってありました。
御主人によると、先ほどまで、福岡からのファンの方が店内の写真を撮っていったそうです。毎日のように、長淵剛のファンがくるそうですよ。
海の屋の御主人、まだまだ元気です。
長淵剛が高校生だったころから営業している御主人は、現在なんと81歳です。まだ現役バリバリとのことですよ。
自慢話がながくなりましたが、鹿児島交通局の「谷山電停駅」と周辺の情報を紹介しました。