荒田八幡電停の海側には竹迫温泉があります。

荒田八幡電停から桜島に向かって少し行くと竹迫温泉があります。ここも神社同様、歴史のある温泉銭湯なんです。実は、昨年（2013年）に創業120年を迎えました。当然、鹿児島市内の浴場では、一番古いのです。

鹿児島の銭湯は温泉です、その老舗が竹迫温泉なのです。

ちなみに鹿児島市の銭湯は、ほとんどが温泉です。温泉の公衆浴場の数は、県庁所在地では、鹿児島市が一番多いのです。

荒田八幡電停から海側に行きます。

竹迫温泉は、創業120年を期に全面リニューアルしました。以前の建物も歴史を感じさせるものでした。新しくなっても以前、使われていたものをそのまま残して、なかなか味のあるきれいな銭湯に変わりました。

新しくなった一番古い竹迫温泉です。

昔からあるもので残ったものもあります。

残されたものは、番台があります。むかしからお客様を送り迎える大事な場所として残したそうです。番台に座ったおばちゃんとご近所のお馴染みさんが鹿児島弁でおしゃべりしています。

以前、鹿児島市の市長をされたこともある当温泉のご主人がこの番台に座っていたそうです。

また、石で作られた湯口も残されました。この湯口は、石であったために創業当時から残っていました。今でも当時の姿のままで、豊かなお湯を注いでくれています。

地元の温泉好きが集まります、あなたもいかがですか。

源泉温泉は、48度で泉質は、塩化物泉です。もちろん源泉かけ流しです。なめらかな肌触りでとても気持ちが良いのです。

そんなわけで、地元の人を初め多くの方に愛されている温泉銭湯です。そんな裸の付き合いは、自然と朝風呂の会やお湯の友の会などができてしまうのです。あなたも竹迫温泉で、裸の鹿児島を感じてみませんか。

荒田八幡電停近くの竹迫温泉は、古くて新しい温泉です。お時間があれば、ぶらりと入って鹿児島まち歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。