武之橋電停は鹿児島市電の最初の停留所です。

武之橋電停は鹿児島市電で最初の停留所です。

 

鹿児島市の真ん中には、甲突川が流れています。その川のたもとに武之橋電停があります。ここでは、武之橋電停の周辺情報を紹介しますね。

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武之橋電停は、鹿児島市電の最初の停留所です。

 

武之橋電停と隣りの交通局電停との間には、鹿児島交通局の電車車庫があります。武之橋電停は、電車車庫の隣りにあることからわかるように鹿児島市電と深いかかわりがあります。

 

武之橋電停は市電最初の停留場です。

 

実は、鹿児島の路面電車の始まりの停留所だったのです。交通局の前身である鹿児島電気軌道がこの武之橋から谷山までの電車路線を初めて運行しました。当時、開通式では、多くの見物の方が武之橋停留所の発足を祝ったそうですよ。

 

名前の由来の武之橋は甲突川にかかっています。

 

名前の武之橋は、隣りを流れる甲突川にかかっていた武之橋に由来します。

 

武之橋は、薩摩藩が作った甲突川五石橋の一つです。河口の近くだったために川幅が広く、五連の眼鏡橋でした。この五石橋は、最近まで現役の橋として使われていました。

 

甲突川に武之橋がかかります。

 

それが平成5年の8月6日の大水害があり、上流にあった新上橋とこの武之橋が流失してしまいました。現在は、架け替えられた武之橋を車道と一緒に路面電車が走っています。

 

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川沿いの松方公園は市民の憩いの場所です。

 

武之橋から河口にむかって川沿いには松方公園があります。甲突川河畔は、どこも桜の木があり、この松方公園でも時期になると花見客がたくさん集まります。公園内には、モニュメントも多く市民の憩いの場所になっています。

 

モニュメントが和ませてくれます。

 

その中に松方公園の名前の由来になった松方正義の誕生地の碑と像が建っています。松方は、明治時代に大蔵大臣や首相を歴任した人物です。日本銀行を設立して財政基盤の安定に尽力しました。

 

松方正義の像です。

 

武之橋電停は、鹿児島市電の始まりの停留所です。近くの甲突川河畔には、松方公園もあり、絶好の散歩コースになっています。あなたも、武之橋電停でおりて、鹿児島のまち歩きを楽しんでみませんか?

 

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